マグネシウム

 
 
権田金属工業の新技術「GTRC」

弊社の親会社である権田金属工業株式会社では、マグネシウム板を製造しております。

従来、マグネシウム展伸材は「AZ31」が主流でしたが、権田金属工業では、独自の製法「GTRC」により、「AZ61」を製作しています。また、難燃性マグネシウム合金「AZX612」も製作可能です。

AZ61は、AZ31と比較して、引張強度や耐食性、表面処理性組織の熱的安定性等、様々な面で優れています。

 

マグネシウムは、技術革新へのヒントを秘めた次世代の材料です。

今後の需要増を見込んで、権田金属工業グループでは日々研究開発に励んでおります。

 

AZ61、及びAZX612は受注生産です。御希望のサイズをお申し付けください。

また、市中よりAZ31等の取り寄せも可能です。

 

次世代材料「マグネシウム」の特色

次世代材料「マグネシウム」の特色
 

実用金属中最も軽い

 

マグネシウムの比重は約1.8です。軽金属であるアルミの2.7と比較して約3分の2。

製品の軽量化に貢献します。

 

耐くぼみ性に優れる

 

アルミや銅と比較し、耐くぼみ性に優れています。

衝撃に耐える必要のある、携帯電話やデジタルカメラの筺体に適しています。

 

切削性に優れる

 

マグネシウムは切削抵抗が少なく、加工時間短縮や工具寿命の延長に貢献します。

所要切削動力指数は、アルミの1.8と比較し、マグネシウムは1.0です。

 

振動吸収性に優れる

 

マグネシウムは、衝撃や振動の吸収性に優れています。

振動を嫌うハードディスクやCD、自動車のステアリング等に最適です。

 

リサイクル性が高い

 

マグネシウムの再生に要するエネルギーは、初期材料製造時の5%程度です。

将来的に厳しくなると予想される環境規制への対応が期待できます。

<<横浜伸銅株式会社>> 〒224-0044 神奈川県横浜市都筑区川向町1158-1 TEL:045-620-0034 FAX:045-620-0078